当協会では制定拳の他に
特色のある各種伝統拳を
指導、学習しています。
楊式剣
カンフービクス
   
       
       

楊式剣

楊式太極拳の嫡伝人である楊澄甫老師が晩年に伝授した動きをもとに、山東省
国術館館長で武当剣大師でもあった李景林老師と、楊澄甫老師および李玉琳
(孫禄堂老師の高弟であり、故・李天驥老師の父)老師、陳微明(孫禄堂、楊澄甫
両老師の門人)老師などにより、武当剣術と太極拳技法を参照して繰り返して修訂
され、制定された套路である。
現在、技能検定二段の受験科目としても普及している32式剣は、故・李天驥老師
が1958年に中国国家体育運動委員会において編纂・制定したが、この楊式剣の
套路が、基礎・原型となっている。 したがって、この楊式剣を学ぶことで、32式
剣をより深く理解することができる。


カンフービクス


「2001 神戸太極拳協会交流発表会で演武」

カンフービクスとは名前のとおり、東洋のカンフー(中国武術)の動きと西洋の
エアロビクス理論を組み合わせたユニークな運動プログラムです。
エアロビクス(有酸素運動)はよく知られてきていますが、ではいったいカンフー
とはなんでしょうか? カンフーという言葉は、1970年代から80年代にかけて
ブルース・リーやジャッキー・チェン、リー・リンチェイといった、中国武術の使い
手であるアクションスターらが活躍する香港の「カンフー映画」がブームとなった
ことで、その名前が広く知られるようになりました。 このカンフーという言葉を漢字
で書くと「功夫」となります。

ゴンフー、グンフーと読んだほうが実際の中国の発音にはより近いのですが、
kung-fuというローマ字が当てられたため、欧米ではカンフーと発音されるように
なりました。中国語の「功夫」という言葉は「時間」をあらわすのが本来の意味です
が、日本語の「工夫」に相当する意味だといわれています。また、その結果得られ
た高い「功績」や「技能」のことも「功夫」といいます。

これがどうして中国武術を指すことばになったのでしょうか? 中国武術の練習は
「常に時間をかけて工夫を積み重ねること」だといいます。この意味から練習を積み
重ねることを「功夫を積む」といういい方をするようになったのではないかと思われます。
一説には昔、香港である外国人が中国武術を練習していたグループに対し「君たち
はなにをしているのかね」と聞いたところ、グループの一人が「功夫(練習)です」と
答えたところから「中国武術=功夫」というイメージが広がったともいわれます。

いずれにせよ、現在では功夫(カンフー)ということばは中国武術そのもののみな
らず、中国武術の能力やその技能に長けた人を指すようになっているように思わ
れます。 カンフービクスはさまざまな目的に応用することが可能で、主に次のよ
うな特徴があります。 カンフービクスはまずカンフー(中国武術)の型を応用して
軽くストレッチ的な感覚で突いたり蹴ったりする動きを、元気なリズムに乗せて練習
します。全身の関節と大きな筋肉群を動かしますので、筋力や瞬発力を高めながら
心肺機能を強化します。その後で太極拳の型を応用したゆったりとした動作により
腹式呼吸で全身の循環機能を整えます。

また、中国武術や太極拳の型・呼吸を応用するため東洋的なカラダの使い方が
自然に身につき、メンタル・フィットネス(心理的な好調)を高めます。
さらにカンフーは本来中国武術としての深い攻防技術をもっているので、動作に
熟練してくると護身術としても活用できます。


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